さあ、マーケティング勉強して売り上げ倍増!! ってちょーーーーっと待ってください!!
いいの?ほんまに。
そのまま飛び込んで。
売り上げあげていくのって、まずは集客するんですよ。
これやる時って死ぬほど手法もしくはツールがあるんですよ。
ツールごとに成功する方法があって、それが自分の院の「立地」にあっているかどうか判別しながら、テストして、成功と失敗からデータを駆使して、最良なものを見つけて、深掘りして、さらに新しいものを開拓して続けて・・・ってエンドレス。
なのに、何にも知識がなくていいの?
いつまでも情報弱者のままですよ。
特にオンライン、インターネットを使った集客ね。 SEO業者の言いなりになって、月々何に金払ってんかわからん・・とかない?
ここで、きちんと伝えていくので、ちゃんと勉強してSEOでもアクセスでも集めて、売り上げに繋げてください。
集客のストレス減らして、患者さんに時間を割いてあげてれば、さらに最高ですよね。
タスクの種類と集客のアクセスの流れ、目的
治療院の集客は「オン」と「オフ」に大別できます。
どれか一つということでなく、あらゆるものが絡み合って集客へ繋がります。
質の良いアクセスを獲得するための施策に注力しています。
スマホの普及により、「オンライン」の集客が注目されます。
この記事では、「オンライン」集客でよく使われる「SEO」について説明します。
SEOが必要な理由
SEOとは「Search Engine Optimization」サーチエンジンオプティマイゼーションと言います。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンが表示する「検索結果」で上位表示させる施策のことを言います。
SEOをあげることで、自院サイトへのアクセスを増やすことで、来院や予約数を増やして売り上げ、利益を増やすことに繋がります。
来院数を増やすための施策は他にもたくさんあります。
SEOはそのうちの一つに過ぎません。
来院数を増やすためには、「オンライン」「オフライン」の2通りがあります。
ざっくりいうと、インターネットを使うものを「オンライン」、それ以外のものを「オフライン」と言います。
オンラインには「Owned Medeia」「Paid Media」「SNS」の3つがあります。
① Owned Media
いわゆるホームページで自院で所有しているものです。
② Paid Media
有料広告です。
グーグル、ヤフーの有料広告、ディスプレイ広告、アフィリエイトなどが含まれます。
③ SNS
Facebook、Twitter、Istagramなど
SEO,SEOってみんな、何を騒いでるの?
オンラインの広告手段がたくさんある中で、なんで、みんなSEOってうるさいの?って思いますよね?
なんとかの一つ覚えのような。
決して、バカなんじゃなくて、ちゃんと理由があります。
SEOを高めるために、多くの経営者が力を入れる理由は次の2つがあります。
①検索者、潜在患者の質が高い
②SEOが高いとロングテイルを狙えるサイト自体が資産になる
詳しく説明していきます。
SEOが必要な理由① アクセスの質が高い
ではなぜ、SEOが高いサイトからの流入が質が高くなるのでしょうか?
広告にはプル型、プッシュ型の2つのタイプがありますが、このタイプによっても顧客(潜在患者)の質が大きく変わってしまいます。
「プル型」、「プッシュ型」のアクセスの質の違いとは?
プル型とは?
プル型の広告とは、検索者を引き寄せる広告のことを言います。
院のサイトをはじめ、治療院の情報を置いておくことで、検索者がそのコンテンツを探し出します。
洋食レストランの店頭にあるショーケースに入った食品サンプルのハンバーグやパスタなどもお腹を空かせたお客を引き寄せる「プル型」の広告になります。
プッシュ型とは?
「プッシュ型」は検索者に対して、目の前に広告を並べる形式になります。
レストランではランチを食べ終わった客に対して、食後のデザートやコーヒーのメニューを渡してオーダーを促すのと似ています。
必ずしも、メニューに関心があるとは限りません。
スマホを使うことが日常的な現代では、何かしたい欲求があればその瞬間に検索して調べてから行動に移すことが多いと思います。
「何かしたい」、「どこかへ行きたい」、「何かを食べたい」、「プレゼントを買いたい」という欲求が生まれる瞬間こそ、スマホで検索するタイミングです。
グーグルはこのタイミングのことを「マイクロモーメント」と呼びます。
SEOの上位と有料広告では質が変わるか?
リスティング広告は有料ですが、検索キーワードに対する検索画面に表示されるので、プル型に分類されます。
検索者のニーズに対応した広告を出せることができるので、リスティング広告は非常に強力な集客のツールと言えます。
しかし、リスティング広告は「広告」というラベルがつけられるので、「広告」を嫌う検索者も多く、SEOの上位の検索結果をクリックする傾向があります。
ここで注意しないといけないのは、有料広告はあくまでも、費用がかかるということ。
費用をかけないと広告は掲示されません。
治療院の場合、キーワードが似通っていることが多いので、キーワードの単価が高騰しやすいです。
長期的に見れば、SEOを上げていくほうが経費が少なくて済みます。
SEOの上位と有料広告のクリック率の違いは?
では、実際にクリックされるのは、どちらが多いのか?気になるところですよね?
有料で広告を出した場合とSEOであげた場合での、クリック率の違いを調べてみました。
SEO上位のクリック率
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
リスティングのクリック率
1位:10.11%
2位:7.28%
3位:5.66%
SEO上位とリスティング上位のクリック率の差は上記の通りです。
有料広告とSEOで上位に表示させることは、どちらも「プル型」で潜在患者の顕在化した欲求に対して、能動的に検索者を誘導することができる広告と言えます。
すなわち「マイクロモーメント」を押さえることができます。
圧倒的な違いは、前述の通り、「運用のコスト」と「上位表示させる手間」です。
SEOが必要な理由② 資産になる
SEOがうまくいって上位に表示されるようになると、費用がかからず継続して質の良いアクセスが集まるようになります。
逆に、リスティング広告は費用をかけないと表示されませんので、消費型の広告で資産にはなりません。
SEOで上位表示されるまでには、費用も手間もかかってしまいますが、一旦上位に表示されるとメンテナンスさえ行っておけば、良質なアクセスを集め続けてくれる資産になり得ます。
リスティングのメリットはお金さえ出せば、その瞬間からアクセスを集めることができますが、費用をかけなければ広告として全く効果がありません。
どちらにもメリット、デメリットがあるため、両方をうまく使いこなしながら、SEOを確立させていく施策を進めていきます。
まとめ
① SEOはオンライン集客するなら避けて通れない
② SEOであげるとページ自体が資産
③ リスティングもプル型で強力なツールだが、お金がかかる